FGM-148ジャベリンは、アメリカで開発された携行型対戦車ミサイルシステムです。最大の特徴である「撃ちっ放し」機能によって、射手は標的をロックオンして発射後、即座に退避行動が可能。着弾まで誘導操作が必要だった旧式の対戦車ミサイルに比べて、射手の生存性が格段に向上しました。さらに、ミサイルを高く打ち上げて薄い上面装甲を狙う「トップアタックモード」を備えており、重装甲の戦車が撃破できる攻撃力を誇ります。ジャベリンは、NATO諸国で広く採用され、バトルプルーフも進んでおり「現代戦の象徴」として名高い対戦車ミサイルシステムとなりました。