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Little Armory リトル アーモリー

SPECIAL
作ってみよう!リトルアーモリー M4A1タイプ&M240Bタイプ

作ってみよう!リトルアーモリー
M4A1タイプ&M240Bタイプ

作ってみよう!リトルアーモリー
M4A1タイプ&M240Bタイプ

1/12スケール組み立て式ランナーキットとしてトミーテックが展開する「LittleArmory(リトルアーモリー)」。リトルアーモリーはこのサイズの模型にしては多いパーツ点数と、一部のパーツの小ささに驚かれる方も多いかと思いますが、丁寧な作業を心がければ決して難しいものではありません。ぜひ、製作をお楽しみ下さい。
今回は第一弾のM4A1タイプM240Bタイプを作ってみます。

第二弾「作ってみよう!リトルアーモリー AT4タイプ編」公開中!>>
  • 製作に必要な道具です。ランナーからパーツを切り出す為のニッパー(プラモデル用の薄刃のもの)、ゲート跡などを整形するデザインナイフ(カッターナイフでも可)。細かいパーツを掴むためのピンセット。プラモデル用接着剤(今回は流し込みタイプのみを使用)。
    両面テープと定規は、後述するアクセサリー関係の着脱に使用しますので、お好みに合わせてご用意ください。

    ※ニッパーやナイフ等を使用する際は、怪我にご注意ください。※有機溶剤系の接着剤を使用する際は、十分に換気してください。
  • 右下が[LA001]M4A1タイプ、左上が [LA002]M240Bタイプ のパッケージとなります。はやる気持ちを抑えて、さっそく開けてみましょう。

  • 組み立て説明書とパーツのチェックをまず最初に。説明書の順番に通りに組み立てる必要はありませんが、パーツ同士がどのように組み合わさるのかは把握しておきましょう。ランナーパーツに欠損や不足がないことを確認したら作業開始です。

  • パーツをニッパーを使ってランナーから切り出します。いきなりギリギリのところで切り出すとパーツ本体をえぐったりなどの失敗をすることが多いので。

  • まずはパーツから遠い所で切り離します。ちなみに、このランナーとパーツを繋いでる部分は「ゲート」と呼ばれています。

  • パーツに残ったゲートの跡を処理します。切れ味の良いニッパーなら刃の平らな面とパーツの平らな面をピッタリ合わせて切っても良いでしょう。

  • ちなみに、ニッパーはコレぐらい刃の薄いものが便利です。必ずプラモデル用のものを使用しましょう。高級品である必要はありませんが、刃の厚い電工ニッパーや極端に安価なニッパーを使用するとパーツに余計な力が掛かって破損してしまうことがあります。お気をつけ下さい。
    「良い道具=作業に適した道具」を使用すると、さくさく作業が進むので模型作りも俄然楽しくなりますよ。

  • ニッパーでカットしただけではゲート跡が気になるところも多いのでナイフで形を整えます。一気に切り落とすのではなく、少しづつ整形すると失敗も少なくキレイになります。怪我に注意しながら、ナイフを手前から外に向かって動かしましょう。
    もちろん耐水ペーパーなどで整形するものおすすめです。

  • 切り出したらパーツ同士の接着です。今回は流し込みタイプの接着剤を使用しました。これは粘度が低いサラサラとしたタイプの接着剤で、パーツとパーツの隙間に流し込んで使います。ハケに付いた接着剤が「毛細管現象」により、スッとパーツの隙間に流れていきますのでジャブジャブとつける必要はありません。

    ※注意
    プラモデル用接着剤はプラスチック素材を溶かすことでパーツ同士を接着するものです。大量に付けすぎると接着面から接着剤が溢れてパーツを掴んでいる指に溶剤がついてしまいます。そうなるとパーツにくっきり指紋跡をつけてしまう結果に。…適量を守りましょう。
  • M4A1タイプのロアレシーバー・グリップ・ストックを接着してロアレシーバーグループを作りました。
    ストックはレシーバーに差し込む凹凸がそれほど深くないので、ストックの長短を選択の後、接着してしまうのがおススメです。

  • バレル・レイルハンドガード・アッパーレシーバーを接着してアッパーレシーバーグループを作ります。各パーツが一直線に並ぶよう前後左右色々な角度から目視調整するのがコツです。

  • ナイトビジョンゴーグル・ACOGタイプスコープ・キャリングハンドルもそれぞれ組み立て接着します。

  • 接着組み立てしたパーツグループやアクセサリーを並べるとこんな感じです。 ここから先は接着剤を使わないで合体すると、レシーバーを分割した整備中の様子や、マガジン交換中の姿などを楽しめます。

  • スコープやレーザーモジュールなどのアクセサリーは、薄い両面テープで取り付けておくと後で着脱できて便利です。とはいえ、強固に貼り付くものではないので遊んでいるとよく脱落します。その点はご了承下さい…。(気になる方は接着を)

  • M240Bタイプの方は、コレぐらいのグループで作り分けておきましょう。

  • バレルアッセンブリーのハンドル部は接着せずそのまま可動するようにしました。
    実銃ではこのハンドルが銃身交換アクションに使われます。普段は銃の右側へ倒しておいて、バレルアッセンブリーを取り外すときは真っ直ぐ上に起こすと、「らしく」見えますよ。

  • 二脚と基部はそれぞれこの状態で組み立て接着しておくと、本体につけたときにぐらつきません。
    開閉お好みの方をレシーバー本体にはめて下さい。照準器はM4タイプと同じく両面テープでピカティニーレールへ。

  • M4A1タイプ・M240Bタイプそれぞれのパーツを合体させれば完成です。 お疲れ様でした!!

  • LittleArmoryは各部品サイズが小さいので原則的に、全ての部品を接着することをお奨めしますが、このように完成後にもある程度組み換えができるようにしておくとフィギュアとの遊びの幅が広がります。今回は見送りましたが、プラモデル用の塗料を使用して塗装を行うことでよりリアルな外見に仕上げることも可能です。
    プラモデルの作り方には十人十色の方法がありますので、自分なりに創意工夫してお楽しみ下さい!

    なお、メインイメージにて使用しているアクションドールは、AZONEINTERNATIONALから発売中の「アサルトリリィシリーズ」です。おでこのナイトビジョンゴーグルは両面テープで張り付けています。あわせて飾れば楽しさ倍増ですよ!

    ©AZONEINTERNATIONAL/acus
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