作ってみよう!リトルアーモリー
AT4タイプ編
作ってみよう!リトルアーモリー
AT4タイプ編
1/12スケール組み立て式ランナーキット「LittleArmory(リトルアーモリー)」から、2015年1月にシリーズ初の無反動砲として「AT4タイプ」が発売となりました。今回はAT4タイプならではのポイントをご紹介したいと思います。ゲートカットなどの基本工作は前回の「作ってみよう!リトルアーモリー」で紹介しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
今回は付属品のシールやスリングも使って、より魅力的な仕上がりを目指します
製作に必要な道具です。工作に使うツールは前回とだいたい同じですが、今回のキットに付属する「ゴム製スリング」と「コーションマークシール」を仕上げる為に、ハサミ・つまようじ・瞬間接着剤を追加しています。
※刃物などをご使用する際は、怪我にご注意下さい。有機溶剤系の接着剤をご使用する際は、十分に換気して下さい。組み立て説明書とパーツのチェックは最初にやるべき「お約束」。ゲート処理など、組み立ての基本は前回記事をご参照ください。
身本体(A14,A9,A11,A10)を組立てて、スリングを通すスイベル(A8)を取り付けます。ここまでは接着してしまって大丈夫です。
次にシールを貼りをしてしまいましょう。本体にトリガーユニットやサイトを組み付ける前に貼った方が作業が捗りますよ。
当キットのシールをしっかり貼り付けるには手間が掛かりますが、綺麗に貼れるとグッと見栄えが良くなるので、ここは根気よく…!薄めた台所用中性洗剤でキット(と手を)をざっと洗浄。洗剤はしっかりすすぎ落としてくださいね。非常に小さいシールだけあって粘着面も小さく、パーツに付着した油分で粘着力が落ちると簡単に剥がれてしまいます。
ハサミや、定規とナイフなどでシールをアウトラインに沿って切り出します。ここは慎重に。
シールの貼付位置は説明書を見ながら、必要であれば仮組み(接着剤を使わないで一時的に組んでみること)などしてよくご確認ください。砲身に巻きつけて貼るようなシールは台紙ごと切り出してから曲げて、巻き癖をつけておくと後で剥がれにくくなりますよ。
AT4タイプの砲身表面は凹凸が多いので、シールの密着を高めるために爪楊枝を使いましょう。シールの上から押しつけるように密着させていきます。
ちなみに、実物のAT4も表面はかなりの凹凸が…。繊維状に補強された本体の上から厚く塗料が塗られ、その上からラフにシールが貼られています。、使い捨て品らしい荒っぽさが印象的ですね。
すべてのシールが貼り終わったら、トリガーユニットとマズル・ノズルを接着しましょう。
起立状態のサイトも組み立てておきます。フロントサイト・リアサイト、ショルダーレストはそれぞれ本体に接着せず、差し込むだけにしておくと、携行状態と発射状態の組み換えが楽しめますよ。
※フォアグリップ(A1,A6)は嵌めが浅いため、開閉選択の上、接着をお勧めします。続いて、ちょっとした細工をしながらスリングをつけてみようと思います。
スリングベルトを本体外側から内側に向かって通したら…C3のバックルパーツを瞬間接着剤を使ってベルトに取り付けます。
ここでワンポイント。瞬間接着剤本体を握ってノズルから直接つけると、接着剤の量が出過ぎる、狙った場所につかないなど、失敗のもとです。
別の場所に少量を垂らしてから爪楊枝などを使って少しずつ付けするようにしましょう。瞬間接着剤はテープのノリが付いていない面や、シール台紙のシールが貼ってあった面に垂らしておくと、比較的長い時間液状を保ってくれます。
瞬間接着剤がしっかり乾いてから、折り返したスリングベルトを挟むようにC3とC2を合体させ、流し込みタイプの接着剤で接着します。
このキットのスリングは、プラモデル用接着剤では溶けないゴム素材のため、このように2種類の接着剤を使うことになります。反対側も同様に…。ちょっとやり辛いかもしれませんが、ピンセットなどを使って根気よく。
このように組み上げると…スリングの長さを変えることができるようになりました!!
ポーズに合わせてスリングの長さが調節できるのは便利ですよ。
少々手間はかかりますが、興味のある方はぜひお試しください。株式会社アゾンインターナショナルから発売の1/12スケール相当のアクションドール、アサルトリリィを使ってポージング!
背負わせてのバックショットもお薦めです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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